どーも生まれつきの心臓病で人生の難易度がおかしいまふーです。今日も記憶を掘りおこします。
ゲームは難易度が大事
ゲームって難易度が大事です。よちよちベイビーが片手でクリアできるようなゲームは物足りなすぎますし、上位1%のトッププレイヤーしかクリアできないのも問題アリなのです。プレイヤーを刺激するほどよい難易度が望まれます。
最初に買ってもらったゲームの難易度が鬼畜すぎた
自分が中学生に上がると、ビデオゲーム嫌いだった父も折れ、我が家にゲーム機がやってくるようになりました。
まだまだ現役だったファミコンではなく、おうちにやってきたのはPCエンジンでございやした。父いわく「画面がきれいな方が目が悪くならないだろう」とのこと。眼鏡族である父らしい言葉でした。
もちろんPCエンジン本体だけではな遊べません。同時に買ってもらったソフトはなんとR-TYPE2!
鬼畜難易度のシューティングゲームです。しかも微妙にグロい。
なぜ難しい後編だけ買ったん?
当時のPCエンジンに移植されたアーケードゲームのR-TYPEは難しいシューティングゲームでした。PCエンジンに移植されるにあたって前後編の二枚組となりました。そして、おうちにやってきたのはよりによって難しい後編のR-TYPE2。
うちの親父は確かにバレーボールのコーチだったけど、ビデオゲームに関してもスパルタすぎんか?
大した攻略情報は存在しない
当時はもちろんインターネットはありませんし、いまほどビデオゲームがメジャーなものではありませんでした。ゲーム用の雑誌くらい?
せっかく買ってもらったわけですし、どうにかクリアしたいと情報を集めるも大したものがなく、ほぼ自力でクリアを目指すことに。
死んだら詰む難易度
R-TYPEは自機をパワーアップさせていくゲームです。フォースだのビットだのスピードアップだのミサイルだの集めていきます。最大限に強化すればかなり楽に進めるものの、いちど死んでしまうと強化を全て失ってしまいます。
強化を失いろくすっぽスピードが出ない機体で難易度が爆上がりする7、8面に挑むのは厳しいです。特に7や8は敵の通常弾を吸収し、雑魚の突撃から身を守れるフォースやビットの存在がないとマゾゲー一直線です。冬のアラスカ地方にて「ちょっとグリズリー狩ってくるわ」とまっぱだかで出かけるようなものです。
意地でもクリアしたいので編み出した技
負けず嫌いかつ、せっかく買ってもらったということで意地でもクリアしたい自分は、ラスボス相手に、次のような技(リアルチート?)を編み出しました、それは
スタートボタン(ランボタン)連打でコマ送りにし攻撃をかわす
という指がもげそうな涙ぐましい技ですw
なにごとも創意工夫と言えばかっこいいですが、そもそもゲーム初めて買った人に鬼畜難易度シューティングゲームの後編だけを買うという謎采配がなければ指がもげそうになることもなかったですよ。
指がもげそうになりながらクリアしたあとは、二度とR-TYPE2を起動することはありませんでした。
世の中には初めて買ったゲームがエルデンリングみたいな人もいるんだろうなぁ。南無南無……。