並みのセンターに対しては「実家にいるような安心感」をもって活躍してくれるラプターズのポートルが3月4日のホーネッツ戦で負傷退場してしまいました。足首のケガが悪化したかと思われます。
ポートルは手堅いセンター
前回ポートルが長期離脱となった際、ラプターズは苦戦を強いられました。主力を放出して手薄となったインサイドに関してポートルが担うものは大きいです。
そのプレイは手堅く、スタープレイヤーのような派手さはないものの、
- リバウンド
- スクリーン
- リム周辺でのショット
を高水準でこなせます。FG成功率も高く、中継地点としてのパスさばきも悪くありません。また、延々とポストプレイをして他のスコアラーの邪魔をすることもありません。
ポートルが苦手なもの
安定感のある仕事をするポートルは苦手なものがはっきりしています。スリーポイントどころかミドルシュートも打たず得点のパターンが豊富とは言えません。
アウトサイドにつり出されると厳しいものがあり、そこを狙われる時もあります。ストレッチ型のビッグマンが相手だとスリーポイントライン周辺でバタバタしてしまいます。
ラプターズにはポートルが必要
得意なものと苦手なものがはっきりしているポートルですが、ラプターズには欠かせない存在です。
トレードで主力を放出して以降、ビッグマンは安定感のポートル、スマートだがゴール下での圧が低めのオリニク、まだよくわからないジョンティ・ポーターの三人しかおらず、これにスコバンが加わってリム周辺を守っています。
スモールで一時的なセンターを務められる選手も不足しています。そんな状況の中ポートルが再び長期離脱となればかなり痛いです。スコバンのステータスも良く分かりませんし、厳しい試合が続きそうな気配がします。
それでも自分はラプターズを応援するぜ! we the north