オールドスクールゲーマーライフ

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FF14ストーリーの評価にばらつきがある理由を考察【新生・蒼天・紅蓮・漆黒】

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どーも、現在はFF14をお休み中のまふーです。漆黒ストーリーの評価が高い理由の一つに『ヒカセンの主人公感が強い』という要素があります。この『主人公感の強さ』を軸として、新生・蒼天・紅蓮・漆黒の各ストーリーを考察していこうと思います。

 

能動的に動いているか否か

 

新生や紅蓮のストーリーがイマイチなのは、ヒカセンが能動的に動くのではなく、各勢力の思惑に巻きこまれる形ですすむから。新生では三国や暁のために使いっぱしりを極め、紅蓮ではアラミゴやドマのために東奔西走します

 

新生や紅蓮のストーリーはヒカセンの部外者感が強く、物語の主人公ではなく『特殊能力をもつ一戦力』として扱われている印象です。

 

蒼天ストーリーは、亡命者的な扱いのヒカセンがイシュガルドに行くことによって歴史が動き出しますし、漆黒ではヒカセンの活躍=第一世界の救済=エメトセルクのテストとなり、主人公であるヒカセン中心にストーリーが展開します。漆黒ではストーリーに関係しない選択肢の幅からも、ヒカセン=プレイヤーの分身であることが感じられる作りとなっています。

 

 

群像劇、政治劇では主人公感がうすまる?

 

様々なキャラを出し、それに大人の事情的な政治劇を加えると、ヒカセンがひたすら傍観者となってしまうのが新生・紅蓮のストーリーが出来上がります。大人向けの入り組んだ要素を盛り込まれると、主人公であるはずのヒカセンに部外者感が強くなり、大して仲良くない友達の誕生パーティーに連続して参加しているような感覚におちいります。「あれ? この場にオレいなくてもよくない?」と。

 

 

主役感強めの、蒼天・漆黒ストーリー

  

評判の良い蒼天・漆黒のストーリーは、仕切り直しの状態から始まっており、主人公には孤独の影がつきまといます。しかし、孤独であるからこそ、真の友情や、仲間の大切さが身に染みてくるわけです。蒼天では逃避行、漆黒では暁のメンバーを探す旅が、王道RPGらしさを演出しています。

 

 

大人向けのストーリーは必要ない?

  

各勢力の思惑が絡まりあった大人向けのストーリーを吉田Pは前面に押し出したいようですが、しちめんどうくさいことは現実世界で間に合っている、という社会人も多いと思います。そういう人にカタルシスを与えず、ストーリー上で精神的負荷を与えるのは決して得策ではない気がします。入り組んだ物語が好きな人は、小説など、また違うジャンルでその欲求を満たしているかと。

 

 

5.3以降の主人公感を予想

  

これを執筆している時点(5月19日)で、パッチ5.3を待っている状況です。5.3では漆黒ストーリーの残していた要素が片付くみたいです。ヒカセンと個人的なよしみのある水晶公、因縁のあるエリディプスやゼノスの存在を考えると、ヒカセン中心に物語が回ることでしょう。

 

恐らく、5.4と5.5は、パッチ6.0ストーリーに向けた助走部分となります。毎回暁メンバーを散らすのは不自然なのでパッチ6.0で仕切り直しを設ける場合は、がらっと場所や状況を変えると予想します。

 

帝国VS諸勢力という図式をメインにすえるとヒカセンの存在感が薄れてしまうので、古代人やハイデリンまわりで新しいエリアを用意するのが無難? パッチ5.x中にハイデリンVSゾディアークを片付けるという話もありますが、エメトセルク=ハーデスであれほど物語に厚みが出たのに、ハイデリンまわりを残りの5.4と5.5で処理するのは、あっさりしすぎるかと。プレイヤーの納得がいく結論に導かないと、モヤモヤが残る結果になるでしょう。

 

ただ、5.x中にアシエンやハイデリンまわりを片付けてしまえば、パッチ6.0でアシエンでも帝国でもない新たな脅威を設定しやすくなります。5.4と5.5を使って丹念に導線を用意すれば、6.0で新たな敵、新たなエリアが出てもプレイヤーはすっと入っていけます。

 

逆に、とってつけたような超展開をかましてしまうと、パッチ6.0のストーリーは評価がしづらいものとなるでしょう。

 

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まとめ

 ヒカセンに主人公感がないと、プレイヤーは置いてけぼりになってしまうよ! 新生・紅蓮のストーリーが評価されないのは、それが理由の一つだよ。パッチ5.xでアシエン、ハイデリンまわりを終わらせて、6.0で仕切りなおすのか気になるよ!

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