オールドスクールゲーマーライフ

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FF14オルシュファン人気考察

どーも、考察好きのまふーです。今回はFF14に登場するNPCオルシュファンがなぜ人気なのか考察していこうと思います。

 

 

最大の理由はその献身性にあり!

 

オルシュファンの最たる特徴は、その献身性と悲劇性です。途中までは「クルザス中央高地にいる変わったやつ」ぐらいの扱いだったキャラが、苦境に陥った友のために立ち上がりNPCとしての重要度も爆上がりします。

 

利害関係や国の思惑そっちのけで手を差し伸べるオルシュファン。困った時そばにいてくれるのが本当の友なんて言いますが、それを体現してるんですね。

 

その献身性により感動を与えてくれるキャラですが、本当の魅力はその凡人性(?)とオルシュファン個人が抱えている背景にあるのではないかと筆者は考えています。

 

 

凡人に近いのがオルシュファンの魅力?

 

対蛮神兵器としてテンパードにされない力や過去視、超える力など、戦闘能力はもちろん、その特異性によってヒカセンはFF14の主人公となっています。

 

かたや、オルシュファンは遺伝的な肉体の頑強さはいくらか存在しても、ヒカセンのような特殊能力はなく、たゆまぬ努力によって、その肉体(美)と戦闘能力を手に入れました。(蒼天秘話でも訓練中毒な描写があります)

 

そして彼が努力家にならざるを得なかった事情も(フォルタン家の庶子で、家を継げずやや腫れ物扱い)オルシュファンの悲劇性を高めています。

 

血や家名というものにとらわれず、戦闘能力と肉体(美)を純粋に認め合ったヒカセンは、オルシュファンにとってやはり真の友であったことでしょう。

 

 

たとえ天才的な能力がなくっても努力と心意気で誰か人をたすけ、支えられる存在になれる……そんなメッセージがこめられていると筆者は感じました。

 

オルシュファンに与えられた銀剣の異名も実に彼らしいです。銀は空気中の酸素と結びつき、放っておくと酸化銀になって黒ずんでしまいます。ゆえに、銀は毎日の手入れが欠かせないのです。

 

筆者も銀の胴軸をもつ万年筆を使ったことがありますが、すぐ黒くなって、ピカピカの外見を保つのはかなりの手間でした。

 

毎日のメンテナンス=訓練が欠かせない銀剣は、努力家のオルシュファンにぴったりです。その本質をとらえた二つ名といっていいんじゃないでしょうか。

 

 

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銀剣ではなく

忘れちゃいけないフォルタン伯爵の(渋い)語り

 

ストーリーの重厚さとしっとり感を語る上で欠かせないのが、フォルタン伯爵による(渋い)語り。

 

イシュガルド史を綴るフォルタン伯爵にとって、オルシュファンはおおっぴらには愛情を注げない複雑な存在。この父子は、保たなければいけない距離感みたいなものを、お互い分かっているようなフシがあり、いじらしいです。

 

そしてイシュガルドの歴史を大きく動かすことになった発端が、貴族の本流でも平民でもなく、庶子のオルシュファンによるヒカセン御一行の手引き。かなり皮肉がきいています。

 

貴族でも平民でもない『なかったこと』扱いを望まれる人物が、歴史をくつがえすきっかけを作ったわけです。当のオルシュファンには、もちろんそんな意図はなく、友と民を助けたいという純粋な気持ちから動いています。

 

その建国からして策謀が渦巻いていたイシュガルドに蒼天の安寧をもたらしたのが、オルシュファンの純粋な想いだというのもこれまた皮肉! 信念が欲得まみれの過ちをただすという、なかなか現実社会に見られない現象に一役かっているのも、オルシュファンの人気が高い理由かも知れませんね。

 

『人生意気に感ず』という言葉がありますが、オルシュファンの人生はまさにそれですね。

 

 

駆け足で蒼天をクリアしてしまったので、至らない箇所があると多いと思いますが、オルシュファンの考察読んでいただき、ありがとうございます。かえすがえすも、腰を据えて蒼天のストーリーに取り組めなかったのが悔やまれます。

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