オールドスクールゲーマーライフ

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【ダイイングライト】フォロイングのエンディング感想

 どーも! ロメロ前期三部作はもちろん、後期三部作も視聴ずみのまふーです。特に『ゾンビ』の時代を感じさせる音楽と、緊張と弛緩のサンドイッチが好きっす!

 

 今回はダイングライト本編の後日談的ストーリー、フォロイングをクリアした感想を綴っていこうと思います。もちろんネタバレ含むので、フォロイングをまだクリアしてない人はみちゃダメ!

 

 無力感が漂うフォロイングのエンディング

  フォロイングでは二つのエンディングが用意されています。「一つがアンハッピーエンドなら、もう一つはハッピーエンドだろう」という常人の予想を覆す。なんとも救いのないエンディングがWで用意されているという鬼畜ぶり!!

 

 ハリウッド脳になって、ハッピーエンドばかり期待するようになってしまった我らの常識を制作元はぶちこわしてくれるのですよ! そこに痺れる憧れるゥ!?

 

 ストーリーの途中で発動(?)する隠しエンディングも、用意されたエンディングと大差ないみたいなので、その終幕を二つ書いていきまする。

 

爆弾ボーンで全て終わらせるバタリアンスタイル

  まずはコメディ寄りゾンビ映画の名作『バタリアン』でおなじみの爆破、爆弾オチが登場です。

 謎宗教とからめて爆弾ボーン道へ邁進するわけですが、ダイイングライト本編で散々ぱらハラン防衛省空爆を回避してからのフォロイングボンバー(しかも自爆!)なので「ちょw クレインさんwww」と言いたくなるですよ。

 

 本編→フォロイング間で状況が悪化し、よい絶望的になっていったという流れなんでしょうけど、あきらめ良すぎでは? 本編で見せたあの粘り腰、土俵際のふんばりはどこへいったよクレインさん! スラムダンクの三井ばりに諦め悪かったのに! せめて起爆前にもうちょい悩もうよ!

 

 このエンディングも大概なんだけど、もう一つが輪をかけてきつい。ほんと無力感にさいなまれます。さいなまれクレインさん爆誕でござる。

 

みんな、賢いボラちゃんになーれ!! 新人類誕生かい?

 マザーとの激しい戦闘に勝ったあとに迎えるエンディングがこれまたひどい。あれかな? 制作元はごほうび与えない主義なのかな?

 

「こんな姿になって夜は制御がきかず大暴れするのにそれでも治療薬としてもってくんかい!!」というおかんもといマザーの諌めもきかず緑色のアレを手に入れたクレインさん、マザーの言う通りになり、賢きボラちゃんへ変異してしまいます。

 

 その時の無力感と絶望感たるや、いままで必死に駆けずり回ってきたクレインさんの努力を粉々に打砕き、プレイヤーを「なんじゃこりゃあああああ!」とインスタント松田優作にしてしまう威力をもっている。

 アメリカ人だったら"oh my god!!"と叫んでる感じ。クライストだったら"エリエリレマサバクタニ"と言いたくなるレベル。

 

 ひょっとしたらみんなが賢きボラタイルになるのが、人類のネクストステップなのかもわからんが、普通はあんなエンディング見せられたら打ちのめされるって!

 

ストーリー終盤の謎に迫っていく感じは楽しかったけど……

 ストーリー終盤で学者が出てくるあたりからくる怒涛の展開はとてもエキサイティングで、ぐいぐい引きこまれました。ある意味エンディングで突き放されたように感じたのはその反動かも。

 

お使いキャラとはいえ、主人公のクレインさんのがんばりに感情移入しているプレイヤーは、その度合いが高いほど打ちのめされるという罠。

 

ゾンビ映画でも絶望的な終わり方をするものはあります。されど自分で操作でき、つきあっている時間が長いゲームほどは感情移入しません。

 

次回作では「どうあがいても絶望エンド」はやめて欲しいなぁ。

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